イーサリアムとは?特徴からメリット/デメリット/買い方まで徹底解説!
今回は仮想通貨イーサリアム(ETH)とはどんな特徴があるのか?
投資する上で重要な基礎情報をおさらいし、イーサリアムのメリット・デメリットを解説していきます。
これからイーサリアム(ETH)に投資をしていきたい方にとってとてもに為になる内容と、おすすめの取引所をランキング形式で紹介します。
どこの取引所でイーサリアム(ETH)を購入するかによって、手数料から取引所の使いやすさまで大きく違いがあります。
この記事を最後まで読めば、イーサリアム(ETH)の基礎知識を身につけることができ、最適な投資環境で仮想通貨取引を行えるようになることができますよ!
ざっくり言うと…
・イーサリアムは時価総額第二位の仮想通貨。
・イーサリアムは仮想通貨であり、分散型アプリケーションというユニークな特徴がある。
・スマートコントラクトにより仮想通貨の技術を様々な形で活用。
・イーサリアムを買うならAppStoreで4.3の高い評価を受け、かつ販売所の売買手数料やビットコインFXの取引手数料が無料なbitFlyerがおすすめ。
・安心してイーサリアムを取引するなら、bitFlyer(ビットフライヤー)への登録は必須!
イーサリアム(ETH)とは?基礎情報をおさらい!

まずはイーサリアム(ETH)の基礎情報をおさらいしていきましょう。
株式投資でも仮想通貨投資でも変わらなく大切なことが情報収集です。
知っている情報が多ければ多いほど、相場を立ち回りやすくなりますし、素早い判断が必要なタイミングでも視野を広げて、落ち着いて相場を見ることができるようになります。
考案者はヴィタリック・ブテリン氏

イーサリアム(ETH)を考案したのはヴィタリック・ブテリン氏で、仮想通貨で最もメジャーなビットコインと同じようにマイニングによって通貨が発行されます。
また時価総額はビットコインにつぐ第2位で、イーサリアム(ETH)に投資する人数も増え続けているビッグコインの1つです。
イーサリアム(ETH)誕生以来年々規模が大きくなっており、ビットコイン同様に今後の動きから目が離せない通貨であると言えるでしょう。
イーサリアム(ETH)にはビットコインと違う要素があり、メリットとデメリットがあるので、詳しく解説していきます。
イーサリアム(ETH)のこれまでのチャート・価格推移

イーサリアム(ETH)のこれまでのチャート・価格推移を見ていきましょう。
上記の画像は、2019年後半~2020年の前半にかけてのチャートになります。 2020年初頭に「1ETH=30,000円越え」の最高値を記録しました。
その後は高値を更新することなく、価格は「1ETH=20,000円台」にまで落ち込んでいます。 もう少し短期足にして、より直近の価格を見ていきましょう!

上記の画像は、2020年5月のイーサリアムチャートになります。
2020年5月に関しては、おおよそ「1ETH=20,000円~23,000円」のレンジ相場で価格推移しています。
ただし、直近の最高値を記録していた2020年2月時点と比較すると、イーサリアムの価格は下落していることが分かりますね。
上記のチャートを見て「なんだ…全然イーサリアム上がってないじゃないか…」と思う方もいらっしゃるかと思います。
しかしイーサリアムは、2017年~2018年の仮想通貨バブル期になんと「1ETH=160,000円」にまで価格上昇した過去があります。
現在は「1ETH=20,000円前後」で価格推移していますが、これからイーサリアムの技術が普及していけば、更なる価格上昇が見込めるということ。
イーサリアムを買い増しするなら、価格が上昇する前の今が大きなチャンスです!
イーサリアム(ETH)のメリット

イーサリアム(ETH)のメリット以下の4つです。
メリット
①Dapps(ダップス)の開発を行うことができる
②スマートコントラクトを活用している
③トークンを発行することができる
④短時間で送金を行うことができる [/box]
メリット①:Dapps(ダップス)の開発を行うことができる

イーサリアム(ETH)が他の通貨と違いユニークな点がDapps(ダップス)の開発を行うことができる点です。
ビットコインは通貨として取引を行えるように開発された仮想通貨ですが、イーサリアム(ETH)は仮想通貨であり、分散型アプリケーションでもあります。
もちろん仮想通貨としての保守性はブロックチェーン技術によって行われており、更に色々なアプリケーションを記録し、実行することも可能です。
Dapps(ダップス)という分散型アプリケーションの開発を行うことができ、仮想通貨としても機能するのがイーサリアム(ETH)です。
メリット②:スマートコントラクトを活用している

スマートコントラクトはアプリケーションを記録し、実行できることを言い、このスマートコントラクトは仮想通貨の技術を様々な形で世の中に役立たせることができます。
発展途上国を除き現在はまだ仮想通貨での取引は一般的ではありませんが、今後スマートコントラクトが発展していけば、あらゆる決済、あらゆる送金が仮想通貨で行われる未来が来るかもしれません。
ビットコインが最もメジャーな仮想通貨であることは間違いない事実ですが、イーサリアム(ETH)のインフラが整備されていくに従って、時価総額を追い抜く可能性も十分秘めている通貨だと言えるでしょう。
メリット③:トークンを発行することができる

イーサリアム(ETH)は分散型アプリケーションだと解説しましたが、この仕組みを活用することでトークンと呼ばれるイーサリアム(ETH)のコインを発行することができます。
特定の個人や企業がトークンを発行することをできるのがイーサリアム(ETH)の特徴の1つで、今までに10,000種類以上のトークンが発行されています。
もちろん誰にも知られていないようなコインばかりですが、自由に新しい仮想通貨を作ることができる魅力が大きく、新規発行仮想通貨を使ってICOが盛んに行われています。
ICOは企業や個人が株式の発行ではなく、仮想通貨で資金を調達する方法のことで、株式に比べて資金調達の手間が掛からず、面倒な手続きを必要としない点から非常に人気です。
ICOは審査が厳しくなく、コストもあまり必要としない為、多くの詐欺が蔓延してしまっています。
仮想通貨初心者の方は魅力的なICO投資を勧められても、よく分からないものには決して投資しないように気をつけましょう。
メリット④:短時間で送金を行うことができる

仮想通貨の送金を行うにはマイニングを行う必要があるのですが、イーサリアム(ETH)はその速度が非常に速く、およそ15秒に1回のペースで行われています。
ビットコインのマイニングが10分に1回と言われているので、その速度の違いが分かりやすいかと思います。
仮想通貨の利点は通貨の保守性と送金のしやすさにあるので、短時間送金ができる点はユーザーの利便性を大きく向上させます。
イーサリアム(ETH)のデメリット

イーサリアム(ETH)のメリットの次はデメリットも解説していきます。
投資判断は良い面だけでなく悪い面も知り、冷静な判断がとても重要になります。
デメリットもしっかりと把握し、投資対象になるか考えていきましょう。
デメリット
①スケーラビリティ問題
②発行上限がない
③ICOへの規制
デメリット①:スケーラビリティ問題

イーサリアム(ETH)の将来懸念されているデメリットとして、スケーラビリティ問題があります。
スケーラビリティとは、現在短時間送金が可能なイーサリアム(ETH)ですが、今後取引量が増えるに従って、ブロックチェーンが処理仕切れなくなり、マイニングに大きなコストがかかるようになってしまうことです。
イーサリアム(ETH)のブロックチェーンで一定時間に情報を処理できる量には限界があり、この問題を解決できないと、取引コスト(手数料)がいずれ高くならざるを得なくなるかもしれません。
デメリット②;発行上限がない

ビットコインは発行上限が決まっており、マイニング報酬も半減期によって減っていきます。
しかしイーサリアム(ETH)には発行上限がなく、現在では1億枚以上が発行されています。
発行上限がないイーサリアム(ETH)は今後も枚数が増え続け、価値の下落、大幅なインフレになる可能性があります。
ビットコインの半減期のようにマイニング報酬を半分にまではしていませんが、イーサリアム(ETH)もマイニング報酬を減らし対策は行っていますし、今後発行上限が決められる可能性も少なからずあると言えます。
なので、必ず価値が下がるとは言えませんが、このまま枚数が増え続ければ、いつか問題になる時が来るかもしれません。
デメリット③:ICOへの規制

イーサリアムは「プラットフォーム型」の通貨でして、トークンを簡単に発行することができます。
そのため、ICOによる需要が大きいと考えられています。 [box class=”box29″ title=”ICOとは”] Initial coin offeringの略。
新しい通貨を発行して、プロジェクトの資金調達を行うこと。
ICOが流行して新規通貨発行が盛んに行われれば、イーサリアムの需要も大きく拡大する可能性が強いです。
ただし、現在では世界的に「ICO規制」が行われています。
2017年~2018年の仮想通貨バブル期には、各国でICOを利用した詐欺が大流行しました。
そのため、世界の国々では「ICO」への規制が厳しくなったのです。
このようなICOへの規制は、イーサリアムが発展・普及する上での「大きな足かせ」となっていると考えられます。
イーサリアム(ETH)の今後の価格を左右する要因

続いて「イーサリアムの今後の価格を左右する要因」についてご紹介していきます。
イーサリアムを含め、仮想通貨には「価格が変動する要因・タイミング」が存在しています。
イーサリアムに投資する場合は、しっかりと価格が左右する要因についても事前に理解しておきましょう!
要因①:イーサリアムETFの承認

「イーサリアムETFの承認」は、イーサリアムの今後の発展を考える上で欠かせないポイントになります。
ETFとは
上場投資信託の略。証券取引所で売買を行うことができるようになる。
ETFは金融商品の一つでして、複数の銘柄から構成されています。
イーサリアムのETFが仮に承認されれば、仮想通貨取引所だけでなく「証券取引所」でも取引可能になります!
証券取引所に上場すれば、更なる投資者の増加が予想され、イーサリアムの価格も大きく上昇することが予想されます!
著名人らがビットコインなどのETF上場に関しての提案を行なっていますが、2020年時点では未だに承認されていません。
仮にイーサリアムを含む「仮想通貨ETF」が承認されれば、イーサリアムの価格も大きく上昇することが予測されています!
要因②:ICO規制の緩和

先述いたしましたが、イーサリアムは「ICO(新規トークン発行)」として使われることが多いです。
今では世界各国で「ICO規制」が強化されていますが、法整備が進んでICOへの規制緩和が行われれば、イーサリアムのプラットフォームを使った「トークン発行」が盛んに行われる可能性が高いです。
そうなれば結果的に、イーサリアムの需要が拡大して価格が上昇する可能性が高いのです!
イーサリアム(ETH)について まとめ

今回は仮想通貨イーサリアム(ETH)について解説しました。
イーサリアム(ETH)を取引するには仮想通貨取引所に口座を開設する必要があります。
記事で紹介した取引所はどこも日本有数の大手取引所で、安心して取引できる高い信頼性がある企業ばかりです。
イーサリアム(ETH)を含め、仮想通貨は小額から投資をすることができるので、現在投資資金が少ない方でも、まずは口座開設をすることから初めてみましょう。
